日本の子供たちが、英語を身につけて ミライに羽ばたくために。
2024.04.15
♪むーすーんーで ひーらーいーて〜 歌詞の通りに手指や全身を動かす手遊び歌は、小さなお子さんがいる家庭や保育・幼児教育の現場ではお馴染みの遊びです。英語でも「action song」などと呼ばれ、さまざまな手遊び歌があります。では、そのような遊び方は子どもの英語学習に役立つのでしょうか。
著者:佐藤有里
まとめ
●「身体化された認知(embodied cognition)」という理論に基づく研究によると、私たちの知識や記憶は身体が経験する感覚や運動と結びついている。
●身体の感覚・運動の情報が言語理解と結びついていることは、心理学的実験でも脳科学的実験でも実証されてきた。
●外国語の語彙学習でも、身体の感覚・運動を伴う学習方法やことばの意味を実演する学習方法は効果的であることを示す研究結果があり、手遊び歌が子どもの英語学習に役立つ可能性はある。
【目次】
家庭や保育・幼児教育の現場では、昔から手遊び歌がよくうたわれてきました。その中には、歌詞の意味を身体の動きで表現する歌も数多くあります。
日本語の歌であれば、『むすんでひらいて』はとても有名です。
「むすんで ひらいて 手をうって むすんで またひらいて 手をうって その手を上に」という歌詞の通りに手指や腕を動かします。
『大きなくりの木のしたで』は、「大きな」、「栗」、「下」、「あなた」、「わたし」、「仲良く」などの概念について全身を使って表現できる歌です。
また、『一本橋こちょこちょ』は、「いっぽんばし こちょこちょ すべって たたいて つねって かいだん のぼって こちょこちょ」と親が子どもの身体に触れながら歌詞の意味を表現しています。
このような手遊び歌は、保育所保育指針(厚生労働省, 2018)にて「子どもの豊かな感性や表現する力を養う」活動として位置づけられているほか、保育学の研究者からは保育的意味として下記の4点が挙げられています(児島, 2021, p.63)。
①情緒の安定や人への信頼感を育む
②身体能力や指先の巧緻性を養う
③数量の感覚や空間認識、言葉のやり取り等の能力を養う
④音楽的な能力の基礎を培う
また、保育・幼児教育のねらい及び内容は、1)健康、2)人間関係、3)環境、4)言葉、5)表現、という5つの領域で示されています(厚生労働省, 2018; 文部科学省, 2018)が、この5領域における手遊びの有用性を考察する試みもあります(今&尾辻, 2021)。
しかしながら、手遊び歌と言語学習の関係については、研究情報がほとんど発信されていないようです。
ことばの学習には音声、語彙、文法などのさまざまな側面がありますが、例えば、ことばが表す概念を理解したり記憶したりするうえで、手遊び歌は何か役に立つのでしょうか。
かつては、周りの環境にある情報を認知(知覚、記憶、判断、思考など)するうえで、身体は関係ないと考えられていました。
しかし1970年代から、私たちの知識や記憶は身体が経験する感覚や運動と結びついているという考え方が生まれます。
「身体化された認知(embodied cognition)」と呼ばれており、認知言語学(※1)の分野ではすぐにこの理論に基づいた研究が始まりました(Lakoff, 2012)。
例えば、私たちは子どものころ、「イヌ(犬)」の概念をどのように理解したでしょうか。
姿形、色、大きさを目にしたり(視覚)、鳴き声や呼吸を耳にしたり(聴覚)、温かさや毛の硬さ・やわらかさを手で感じたり(触覚)した経験を通じて、イヌが「動物」というカテゴリに属すること、「イヌ」と呼ばれるものに共通すること、「イヌ」の中にさまざまな種類があることがわかるようになったはずです。
食べものの名前であれば、実際に食べたときの味(味覚)や香り(嗅覚)も理解に役立ったかもしれません。
「座る」と「立つ」、「歩く」と「走る」がどのように違うかも、実際に自分の身体を動かした経験を通じてわかるようになり、そのことばを聞くと自分の身体を動かすイメージを頭に思い浮かべる人は多いでしょう。
つまり、概念の知識や記憶は、周りの環境から入ってくるさまざまな情報に対して目や耳、手など自分の身体が反応したり働きかけたりした経験と結びついているのです(Barsalou et al., 2003)。
この「身体化された認知」とことばの理解がどのように関係しているかを調べる研究は、2000年前後から急増しました(望月, 2015; 2021)。
当時、例えば「空を飛ぶワシを見た」という文を読むときには翼を広げているワシが頭の中に思い浮かぶ、というふうに、ことばの理解に視覚的イメージが伴うことを示した研究が発表されました(Zwaan et al., 2002)。
別の研究では、「引き出しを開ける」なら自分のほう(手前)に手腕を動かすイメージ、「引き出しを閉める」なら自分から離れる方向(奥)に手腕を動かすイメージが思い浮かぶ、というふうに、動作を表すことばに自分の身体を動かすイメージが伴うことも示されています(Glenberg & Kaschak, 2002)。
身体の感覚・運動の情報が言語理解と結びついていることは、大人だけではなく子どもを対象にした実験でも調べられています。
7歳の子どもを対象にした研究(Ambrosi et al., 2011)は、例えば、「絵の具用の筆はどういう道具か」という概念の理解について調べました。子どもたちは、paintbrush(絵の具用の筆)という文字を見ながら音声を聞き、その音声の内容が筆の特徴として合っているかどうかを判断します。
結果、「毛がある」「持ち手がある」ということばを耳にすると視覚的イメージを思い浮かべ、「絵の具をつける」「水で洗う」ということばを耳にすると身体を動かすイメージを思い浮かべていることが示されました。発達段階にある子どもであっても、視覚などの知覚情報だけではなく、身体を動かす経験を通じた運動情報も概念の形成に役立っていることを示した研究の一つです。
これらの研究はことばの意味を判断する正確さやスピードを調べる心理学的実験ですが、脳の活動を調べる神経学的実験でも、身体の感覚・運動と言語理解が結びついていることがわかっています(Kable et al., 2002; Tettamanti et al., 2005; Willems et al., 2007)。
なお、抽象的な概念の中にも、身体の感覚・運動と結びついていることばがあります。例えば、感情や数・量、時間、比喩表現などです(例:「楽しい」は気分が上がるイメージであることから上方向の感覚、「悲しい」は気分が下がるイメージであることから下方向の感覚)(望月, 2015)。
ただし、具象的な概念(参照する物理的な事物がある)か抽象的な概念かにかかわらず、感覚運動の情報がどれくらい大きな役割を果たすかは、どのような概念やタスクかなど、文脈によって影響の程度は異なることが指摘されています(望月, 2015; 2021)。
「身体化された認知」の考え方は教育にも影響を与え、「身体化された学習(embodied learning)」という教育アプローチが生まれました。
机に座ったまま、教科書や黒板に書かれた文字を見たり教師の話を聞いたりして物事を覚えさせる。そのような従来の学校教育に疑問を投げかけ、学習における身体の役割を重視する考え方です。
1960年代にAsher(1969)が提唱した「全身反応教授法(Total Physical Response)」(アクティビティ例:英語の指示通りに身体を動かすSimons Says)など、言語学習で身体の感覚・運動を重視する指導方法は昔からありました。
しかし近年は実証的な研究が増え、少なくとも第二言語教育と数学においては身体の動作やジェスチャーが理解や学習に役立つことが示されています(Macedonia, 2019)。
2022年には、フィンランド・ノルウェーの研究チーム(Jusslin et al., 2022)により、未就学児から大人まで、あらゆる年齢層の言語学習・言語教育(第一言語/母語、第二言語、外国語の学習・教育を含む)での効果について調べた実証的研究を評価したレビュー論文が発表されました。
1990年〜2020年に発表された計41件の研究(※2)が分析対象となっており、ほぼすべてが2010年以降に発表され、2019年から急増していることがわかりました。
このレビュー論文によると、第二言語・外国語を学び始めたばかりの初学者または熟達度の低い学習者を対象とした研究が4割を占め、そのうち最も多く検証されている分野は語彙学習でした。
そして、先行研究では身体の感覚・運動は言語学習に役立つことが示唆され、特に子どもの語彙学習における効果の報告が顕著であることが報告されています。
例えば、オーストラリアのプリスクールに通う未就学児111人が未知の外国語(イタリア語)の語彙14個(※3)を学べるかどうかを調べた研究(Mavilidi et al., 2015)があります。
子どもたちは、下記の4グループに分かれて4週間の学習プログラムに参加し、その途中、およびプログラム終了の直後と6週間後にどれくらい語彙を覚えているかがテストされました。
グループ1)全身を動かして、単語の意味を実演する
グループ2)全身を動かすが、単語の意味とは関係ない動きをする
グループ3)イスに座ったまま、単語の意味をジェスチャーで実演する
グループ4)イスに座ったまま、単語をリピートして言うだけで終わる
学習プログラムでは、単語の意味を表す動きをしている子どもの絵を見て、その単語の発音を聞いたあとにリピートします。
そのあと、例えばflyであれば、グループ1は手を動かしながら走り回って全身で「飛ぶ」を実演します。グループ2は、同じくらいの活動量で全身を動かしますが、単語の意味に関係なく、ただ走ったり歩いたりするのみ。グループ3は、イスに座ったままジェスチャーで「飛ぶ」を実演します。
結果、どのテスト時期でも最もよく語彙を覚えていたのはグループ1、次いでグループ2、グループ3、グループ4であり、特に6週間後のテストでその傾向が見られました。
この研究チームの考察によると、身体の活動が認知能力を使うパフォーマンスに良い影響を与え、さらに単語の意味を実演した経験が記憶に役立った可能性があります。
記憶に関する分野では、「実演効果(enactment effect)」(Cohen, 1989)と呼ばれる現象が研究されてきました。
身体を動かして実演しながら学んだことばは、言語情報(音声や文字)のみで学んだことばよりもよく記憶できるという現象であり、外国語の語彙学習においても実演効果が見られることがわかっています(Macedonia, 2012)。
手遊び歌は英語で「action song」などと呼ばれ、日本語同様にさまざまな歌があります。
例えば、『If You’re Happy and You Know It』(幸せなら手をたたこう)は、”Clap your hands.”(手をたたこう)、”Stamp your feet.”(足を踏み鳴らそう)、”Nod your head.”(うなずこう)といった動作を表すことばが登場し、その通りに身体を動かす歌です。
先行研究では、感覚運動の情報を伴う単語ほど、その意味を処理しやすいことが心理学的実験でも脳科学的実験でも明らかになっています(Fischer & Zwaan, 2008)。
例えば、身体との関わりが強い動詞のほうが感覚運動や体性感覚(皮膚や筋肉などから得られる手触りや痛み、温度などの感覚)に関わる脳領域が働いたこと、動詞の意味をイメージしやすかった可能性を示す脳領域の活動が高まったことが報告されました(Rüschemeyer et al., 2007)。
2020年には日本語を対象とした心理学的実験でも、身体との関わりが強い動詞(例:叩く、撫でる、運ぶ)は身体との関わりが弱い単語(例:妬む、思う、嫌う)よりも素早く正確に意味を判断できることが示されました(Mochizuki & Ota, 2020)。
よって、動作や行為を表すことばは、その意味の通りに身体を動かす経験と結びついていると脳が情報を処理しやすいため、そのようなことばが含まれる英語の手遊び歌は語彙学習に役立つと考えられます。
なお、母語を対象にした実験ではありますが、他者による実演を見ながら学んだ人よりも自分で実演しながら学んだ人のほうが、その単語を見たときに前腕(手首〜肘)の筋肉が反応し、単語の学習や記憶に身体の動きがより強く結びついていることを実証した研究(Repetto et al., 2021)があります。
そのため、手遊び歌の映像などを見るだけではなく実際に自分の身体を動かしたほうが記憶に残りやすい可能性はありますが、まだ十分に検証されていません。
別の研究では、ほかの誰かが実演する様子を見る方法も同じくらい効果的であること(Oppici et al., 2023; Repetto et al., 2021)、VR空間での擬似的な身体経験(例:アバターが実演する様子を見る、VR空間にある物を手に取ったり操作したりする)も効果的であること(Lan et al., 2018; Macedoniaet al., 2020; Macedoniaet al., 2023)も報告されています。
そのため、まだ自分で身体を動かせない乳幼児や身体運動が苦手な子どもの場合は、家族や友だち、キャラクターなどの誰かが歌詞の通りに身体を動かす様子を見たり、VRなどのテクノロジーを活用したりする方法も役立つかもしれません。
従来、英単語を覚える方法といえば、単語のリストやフラッシュカードを見たり、何度も繰り返し口に出したり書いたりすることでした。
かつては、小さい子どもを机に座らせ、たくさんの単語を暗記させるような英語教室もあったかもしれません。
大人たちは、つい自分が学習してきた方法を子どもにも押しつけてしまうことがありますが、ことばは頭の中だけで覚えるものではない、という考え方をもつことは重要です。
英語の手遊び歌は、この「身体化された認知」の理論をもとに考えると、子どもの英語学習に役立つ可能性が十分にあると言えます。
「英語が話せないから子どもの英語学習を手助けできない」と悩む親御さんや先生方は多いかもしれませんが、一緒に手遊び歌を楽しむだけでも、子どもたちをサポートすることができるでしょう。
ただし、手遊び歌の研究者は、下記のように注意を促しています。
「手遊び歌はあくまでも「遊び」であり、要素的な知識や技能等を習得させる手段として行われるとするならそれは「遊び」ではない。あくまでも遊びの結果としてもたされるものであることを認識しておく必要がある」(児島, 2021, p.64)。
「手遊び歌が文字通り「遊び」として子どもの育ちを育む体験となるために、様々なツール(※4)で保育者に提供される膨大な手遊び歌を「商品」として消費する立場ではなく、手遊び歌を媒体として子どもと共に楽しさを作り出す関係を築くことが大切であると考える」(児島, 2022, p.52)
手遊び歌は、子どもが楽しめることが大前提。単なる「英語学習のツール」として捉え、そのほかの教育的意義を見落とさないようにしたいものです。
(※1)認知言語学は、ことばを身につけたり使ったりする能力は一般的な認知能力(言語以外の情報を処理して理解したり記憶したり判断・思考したりするときに働く能力)と密接に関わっていると考える学術分野。
(※2)英語/スウェーデン語/フィンランド語/ノルウェー語/デンマーク語で執筆された論文が対象。英語の学習・教育を対象にした研究がおよそ半数だが、そのほか、ドイツ語、フランス語、ギリシャ語、ルーマニア語、スウェーデン語、中国語、フィンランド語、イタリア語、日本語の学習・教育を対象にした論文も含まれ、さまざまな言語で実証研究が行われていることがわかる(Mavilidi et al., 2015)。
(※3)子どもたちが学習する14個の語彙は、英語にすると、fast(速い)、slow(遅い)、dance(踊る)、soccer(サッカー)、broom(ほうき)、low(低い)、high(高い)、swim(泳ぐ)、fly(飛ぶ)、jump(ジャンプする)、march(行進する)、catch(捕まえる/捕る)、throw(投げる)、roll(転がす)だった(Mavilidi et al., 2015)。
(※4)ここで言う「様々なツール」とは、出版社が販売する楽譜集やCD・DVD、インターネット上で配信される動画などを指す(児島, 2022, p.52)。
■関連記事
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