日本の子供たちが、英語を身につけて ミライに羽ばたくために。
2023.09.05
子どもの乳幼児期の発達は、親にとって大きな喜びになる一方で、周りのお子さんたちと比べて心配になったり焦ったりすることも多いのではないでしょうか。モノリンガルが圧倒的に多い日本で暮らすバイリンガル家庭であれば、なおさらかもしれません。では、二つの言語に触れながら生まれ育つバイリンガル環境は、子どもの言語や認知、社会性などの発達にどのような影響を与えるのでしょうか。周りの大人はどのように見守りサポートするべきなのでしょうか。今回は、この分野を専門とする久津木 文教授(神戸松蔭女子学院大学)にお話を伺いました。
前編では、バイリンガルの子どもの語彙発達をテーマにご紹介します。
著者:佐藤有里
まとめ
●バイリンガルの子どもの語彙発達は、片方の言語だけを見てモノリンガルと比べるのではなく、必ず両方の言語を見て評価する。
●バイリンガルの子どもは、子どもなりに二言語の似ているところを見つけながらクリエイティブに意味のネットワークをつくり上げている。「負担になっている」、「間違っている」とモノリンガルの大人の価値観を押しつけないように注意したい。
●二つの言語に触れる環境や二つの言語を切り替えながら使ったりする経験は、認知能力や社会性の発達に良い影響を与える可能性がある。
●4〜5歳くらいになると外国や外国人に対する偏った見方をしてしまうが、幼少期からの異文化経験はそのバイアスを軽減できる。
【目次】
―久津木先生は、どのような経緯や理由で、子どもの発達やバイリンガル児の研究に興味をもたれたのでしょうか?
子どものころを振り返ってみると、当時から「ことば」が好きだったと思います。
例えば、小学校で初めてローマ字を教わったときに「これで外国の人とコミュニケーションがとれるんだ」とワクワクしたり、国語の教科書で外来語の起源についての解説を読んで「語源は同じなのに、日本に入ってきた経路が違うだけで『カルタ』とか『カルテ』とか違う意味の日本語になるんだ」と楽しくなったりした思い出があります。
―もともと、ことばに対する興味が強かったのですね。
そうですね。その後、英語圏で生活する機会があったので、自分自身の経験から、どうしたらネイティブ・スピーカー(以下、ネイティブ)のようになるのか、どうしたらならないのか、という言語習得に興味が湧くようになったと思います。
10代の半ばくらいから英語圏で過ごしたのですが、「臨界期を過ぎてからはどのようにことばを獲得するんだろう」と深く考えながら生活していました。
そのうち自然に、子どものことばの獲得と心理の関係について興味関心を持つようになりましたね。
私自身、英語を日常的に使う生活の中で、日本語でなかなか出てこないことばがあったり、逆に英語でもそういうことがあったりしたので、「言語って何なんだろう」ということをより考えるようになったと思います。
―では、先生の研究でわかっていることについて伺っていきたいです。語彙の発達は、子どもをバイリンガルに育てようとしている親御さんがよく心配されることの一つだと思います。例えば、英語よりも日本語の語彙が少ない、というように、二つの言語が同じレベルでないことを気にされる方は多いですよね。
生まれたときから二つの言語を獲得していく同時性バイリンガルであっても、二つの言語で語彙発達の差は必ず出ます。同じレベルで発達するということは、まずないです。
人間は結局、その一瞬一瞬は一つの言語でしか経験できないわけですよね。同時通訳の人がいるような感じで、二つの言語でまったく同じ経験をしたり、まったく同じ情報を受け取ったりし続けることは不可能だと思います。
ですから、何らかの偏りが生じるんです。
例えば、家庭の言語がA、社会の言語がBであれば、Aでは家庭内で使われる語彙、Bでは社会で使われる語彙が多くなる、というイメージですね。
―家庭で二つの言語が話されている子どもの場合も、やはり語彙に偏りが生じるでしょうか?
それぞれの言語がインプットされる場面の違いは、子どもが獲得する語彙の種類に影響します。
私が研究させていただいた家庭の子どもは、お父さんが話す英語のほうではおもちゃや乗りものの名前、お母さんが話す日本語のほうでは食べものの名前が多かったです(久津木, 2017)。
おそらく、それぞれの親御さんが子どもとよくしている活動や遊び、やり取りで使われる語彙が強く現れる時期があるのだと思います。
―二つの言語が同じレベルで発達しないことは、ごく自然なことですね。
両方の言語が同じレベルでなければならない、と考えることは、親御さんにとって精神衛生的にもあまり良くないと思います。
ことばは、周りの環境や経験に依存して発達していきますから、そういうものだと思っていただいたほうがいいかもしれません。
モノリンガルの大人であっても、よく知っている語彙とそうではない語彙がありますよね。
例えば、私はスポーツに関心がないので、スポーツの分野で使われている語彙はまったくわかりません。
興味や関心がないこと、経験していないことの語彙は獲得しない。モノリンガルかバイリンガルかに関係なく、人間はそういうものなんですよね。
―モノリンガルのお子さんと比較して、発達が遅れているのではないかと不安になる親御さんもいますよね。乳幼児検診で保健師さんに心配されるケースもあるようです。
「遅れている」と言われる場合は、バイリンガルの片方の言語を見ているときの評価だと思います。
例えば、日本に住んでいるお子さんであっても、両親が外国語を話すのであれば、保育所や幼稚園に入るまではずっと外国語で過ごしますよね。その時期に、日本社会で行われている日本語での検査を受けたら、やはり日本語にまだ慣れていないので、質問を理解できなかったり日本語を言えなかったりします。
私も以前、スペイン語を話す家庭で育っているお子さんの言語発達を調べさせていただいたことがあります。その子は、1歳半検診で「ここは何色?」と聞かれたときに日本語で言えませんでしたが、色の名前はまだスペイン語だけで覚えていたので当たり前なんです。
でも、日本語モノリンガルをスタンダードにすると、「この子は遅れているのではないか」ということになってしまいます。
―モノリンガルは一つの言語のみですべてを経験するので、バイリンガルの語彙発達をそれぞれの言語のモノリンガルと比べないほうがいいですね。
そうですね。バイリンガルは、二つの言語でまったく同じ語彙を獲得するわけではなく、それぞれの言語で経験したことから語彙を獲得していきます。
必ずしもAの言語で知っている単語をBの言語でも知っていなければならないわけではありません。
二つの言語で語彙を合計すると、モノリンガルよりも多くなる、という見解は有名です。
ですから、バイリンガルの語彙発達はそういう観点で見てあげて、「もう一つの言語がある」ということを必ず頭に入れておいてほしいなと思います。
―バイリンガルの子どもの言語発達について、心配するべきかどうかは、どのように判断すればいいでしょうか?
これはモノリンガルの子どもでも同じことですが、言語を獲得するための機能や社会性に問題がないかどうかは注意していただきたいですね。
機能については、ちゃんと音を聞き取れているか、正しい言語音を出せるか、という聴覚や発声器官ですね。
社会性については、ほかの人に関心があるかどうか、コミュニケーションをとろうとする気持ちが芽生えているか、という点です。
まずは、この機能と社会性が揃わないとことばの獲得が進みません。
子どもの早期発達において、一つの言語か二つの言語か、ということ以前に、ことばを獲得する準備ができているかどうかが非常に重要です。
―ことばを獲得する機能や社会性に問題があるかどうかは、だいたい何歳くらいで判断できるのでしょうか?
発達心理学的にはことばを話し始める前、9カ月ごろに「共同注視」が見られるかどうかが規準となります。「共同注視」が成立したうえで、こどもがことばを発するようになってからですと、4~5歳くらいになるかと思います。この時期は、一般的に、家庭で使われている言語を十分に話せるようになると言われていて、チェックポイントは3つあります。
1) 子どもが話すことばを家族以外の人(子どもと日常的に接していない人)が理解できるか
2) 長い単語であっても、子音や母音を正確に発音できているか
3) 文章やお話を理解したり、自分でもつくったりできるか
もし4〜5歳になってもこれらに問題がありそうなら、専門家に相談したほうがいいと思います。
―一つ目のチェックポイントについて詳しく伺いたいです。お母さんは子どもが言っていることがわかるけれど、ほかの人はわからない、とうケースは、なぜ起きるのでしょうか?
お母さんは常に子どもと一緒に過ごしているので、子どもが伝えたいことを文脈で理解できてしまいます。
例えば、冷蔵庫の前で子どもが何か言っていたら、子どもがちゃんと「ゼリー」と言えていなくても、「あ、ゼリーが欲しいのかな」と察してゼリーを渡してあげる。親子であれば、このようにコミュニケーションが成立してしまうことがありますよね。
でも、この日常のシチュエーションをまったく知らない人が聞いたら理解できないんです。
ですから、モノリンガルの子どもの場合も、一人っ子でお母さんとずっと家で過ごしているときはことばの発達が遅いことが多いです。
お母さんは、子どもが正しく言えていなくても、もしくは、ことばを言う前から、「あ、これが欲しいのね」と察してくれるので、子どもはそんなに一生懸命ことばを話さなくてもよいからです。
―子どもが話さなくても伝えたいことを理解できるからこそ、子どもの言語発達を促せないこともある、という点は、親にとって盲点かもしれませんね。
そうですね。子どもの伝えたいことを受け止めて反応してあげる「応答性」が高いお母さんは、子どもの発達にとても良い影響があると言われていますが、一方で、子どもが「話さなくても大丈夫」というふうになってしまうかもしれません。
同じ月齢・年齢の子どもであっても、保育所に通っている子どのほうがやはり言語発達が早いです。
保育所ではたくさんの子どもたちがいますから、「先生、聞いて!」、「私はこれがしたい!」とことばを使って自己主張をしていかないと、自分の欲求は通りませんよね。
家庭と保育所では、話すことに対するモチベーションも、話せるようになる能力の発達もまったく違います。
―早期からのバイリンガル環境が子どもにとって負担になる、という意見もありますよね。その理由の一つに、一つの事物や概念に対して二つの言語で語彙を身につけなければならない、というイメージがあると思います。
先ほどお話ししたように、バイリンガルが両方の言語で語彙を知っているかどうかは、語彙を獲得するプロセス(どのような場面や経験を通じてインプットされたか)に影響されるので、「負担」ということではないと思います。
二つの言語は、それぞれ独立した体系でありながらもお互いに影響し合って発達していき、知識が共有されていると考えられています。
例えば、大人を対象とした実験では、一方の言語を聞いたり言ったりするともう一方の言語も活性化されることがわかっています。また、外国語を学んでいる学生であっても、二つの言語が同時に活性化して言語処理がされていることもわかっていて、幼児を対象にした研究でも同じような結果が得られています。
例えば、バイリンガルの子どもは、Aの言語である単語を獲得したら、それに対応するBの言語の単語(translation equivalent)を処理するスピードが速くなるんです。
つまり、一つの言語で語彙を獲得すると、その概念がもう一方の言語にも共有されて言語処理に活用されていると考えられるわけです。
―すると、一方の言語で身につけた語彙は、もう一方の語彙の獲得を手助けするでしょうか?
それは十分に考えられます。
さまざまな研究で、二つの言語の類型が似ていると、一方の言語知識がもう一方の言語処理をより促進することがわかっています。
例えば、類似している二言語(例:オランダ語とドイツ語)を獲得している子どもと、あまり類似していない二言語(例:日本語と英語)の子どもを比べると、前者の子どものほうが言語処理のスピード(例:オランダ語で獲得している単語に対応するドイツ語の単語を処理するスピード)が速いんです。
私たちが大人になって外国語を学習するときにも、英語と似たような形を持っているフランス語やイタリア語は、「英語ではこうだから、この言語でもこうだよね」というふうに獲得しやすいですよね。
このような言語処理は、大人のような思考力がない幼児であっても、あるときに「似ている」と気がつくことで可能になると考えられます。
―日本語と英語の組み合わせだと、あまり知識の共有はされないでしょうか?
幼児が言語を獲得する段階で重要になる類似性は音なのですが、日本語の場合は、音が似ている言語はあまりありません。
ですから、音の形が似ている二言語の組み合わせよりも、一方の言語がもう一方の言語の獲得を手助けする、ということはあまりないかもしれません。
ただ、音が似ていなくても、何か知識が共有されるのではないかと考えています。
英語派生のカタカナ語に関心を持って少し調べたことがあるのですが、日本語モノリンガルの子どもよりも、英語・日本語バイリンガルの子どものほうがカタカナ語をよく獲得していました。
元の英語とカタカナ語は音が違います(例:bottleとボトル)が、おそらく、どこかで「英語と似ている」と捉えて、類似する二言語を獲得しているときと同じような言語処理がされているのではないかと思います。
つまり、日本語と英語のように、言語類型的には異なる二言語であっても、その分類で使われている類似性とは異なる「似ている」を子どもなりに見つけて、二つの言語を結びつけて処理して、さらに言語間で知識が共有されて獲得が進むのではないかということですね。
ですから、日本語と英語の組み合わせだから語彙の発達が遅れる、ということは心配しなくてもいいのではないかと思います。
―日本語と英語はまったく違う言語だと言われていますが、幼い子どもが何かしら似ているところに気づくという点は興味深いですね。
大人のモノリンガルが「この二つは違う」と思うかもしれませんが、子どもは子どもなりの言語経験に基づいて「こことここは似ている」と気づいて、かなりクリエイティブに二言語で意味のネットワークをつくっているのだと思います。
以前、日本に移住してきたばかりのペルー人家庭で2歳くらいのお子さんの言語発達を観察したことがあるのですが、子どもがいかにクリエイティブかがわかった場面がありました。
家の中に三脚を立ててビデオカメラを設置してもらっていて、その三脚に水平器がついていました。水平器の中には液体が入っていて、その表面の泡(気泡)が真ん中にあれば三脚が傾いていないことがわかります。
そのお子さんが水平器の中を楽しそうに見ていたので、「これは泡だよ」と教えてあげると、とてもうれしそうに「アゥワ!アゥワ!」と言ったんです。
すでに日本語をきれいに発音できるようになっていたのですが、日本語の「泡」とは違う発音です。
すると、近くにいたお父さんが「水平器の液体のことを言いたいんだと思う」と教えてくれました。スペイン語で水のことをaguaと言うのですが、その音と日本語の「泡」の音が似ていることに感激していたんです。
aguaと泡では意味は違いますが音が似ていて、同じ水平器の中に入っている液体とその表面の泡、というところで「なんか似ている!」と思って楽しくなったようでした。
子どもなりに自分の知識を総動員して、意味の関連性やネットワークをつくり上げているのではないかと思います。
―子どもがそのように二言語の似ているところを発見していても、大人はそのことに気づいてあげられないかもしれませんね。
そうですね。そのお父さんも、スペイン語のaguaを間違って発音していると思ったようで、正しい発音に直そうとしていました。
子どもは子どもなりに二つの言語を理解してクリエイティブに処理しているのに、大人がモノリンガル的な価値観を子どもに押し付けてしまうことがあるのかもしれないと思い、印象に残っています。
モノリンガルの大人は、もっと広い視点で子どもの思考を見て受け入れてあげる必要があると思います。
常にA=Bというふうに二つの言語で語彙を対応させて獲得しなければいけない、というふうに考えると、子どもにとってバイリンガル環境が負担になると思うかもしれません。
でも実際には、負担ということではなく、子どもの想像力や知識の発達において、悪い影響を及ぼすものではないと考えています。
―もし二つの言語でなるべく語彙を増やしたいと思う場合、どのような条件が必要になりますか?
どうしても二つの言語で差は生じますが、語彙発達はインプットと環境に依存するので、できる限り二つの言語に接する機会を増やしていくことが重要です。
それぞれの親が異なる言語を話す国際結婚の家庭であれば、One Parent, One Language(それぞれの親が一つの言語のみを使う方針)の取り組みが有効だと言われています。
ただ、子どもに二言語を身につけてほしいからといって、親が自分の母語ではない言語や得意ではない言語を家庭で無理に話すことはおすすめしません。
また、子どもは一般的に社会で使われている言語のほうが強くなりますので、社会の少数派言語を話す親御さんは、自分の母語を家庭で一生懸命使ったほうがインプットのバランスが取れると思います。
ただ、家庭でのコミュニケーションは、語彙のバリエーションが限られますし、あまり話さなくても意味が伝わることもあるので、できる限り家庭外でもインプットを得られるように努力したほうがいいですね。
例えば、その言語を話す人たちが集まるコミュニティやイベント(集会、教会、お祭りや季節行事など)に子どもを連れていって同年代の子どもや大人と交流したりできると思います。
あとは、テレビやインターネットでもインプットを得られる場面が増えていますし、親が絵本をたくさん読んであげることも効果があると言われています。
―親が家庭で話していれば大丈夫と思わずに、家庭の外でも聞いたり使ったりする場をつくることが大切ですね。
そうですね。子どもの発達的な観点からも大切です。
家庭で話されている言語は、親しい人とのコミュニケーションで使われる言語です。でも、社会で話されている言語は、相手が誰なのかによって語彙や言い回しなどが変わります。
お母さんやきょうだいと話しているときと同じように、学校の先生と話してはいけないわけですよね。
日本語の場合は特にそうだと思いますが、社会でちゃんと使える言語を身につけるためにも、家庭の外でその言語に触れる機会を持つことは重要です。
【取材協力】
神戸松蔭女子学院大学 人間科学部 心理学科、文学研究科 英語学専攻、文学研究科心理学専攻 久津木 文 教授
<プロフィール>
専門は、発達心理学。なかでも、言語と心理の発達の関係に関心を持ち、特に日本語を含む多言語を獲得しながら育つ子どもを対象に研究。多様化する環境のなかでことばと心の健やかな育ちを支えるための環境づくりに役立つ基礎研究を主に行っている。主な研究テーマは、乳幼児期の子どもがどのようにしてことばを含むコミュニケーション能力を発達させていくのか、その基盤となる社会性や認知的能力について。神戸大学大学院 文化学研究科にて博士号を取得。独立行政法人 科学技術振興機構(京都大学)「日本における子供の認知・言語発達に影響を与える要因の解明」研究員、京都大学 文学部 学術奨励研究員、神戸松蔭女子学院 文学研究科 心理学専攻および人間科学部 心理学科 准教授などを経て、2020年度より現職。
■関連記事
Kutsuki, A. (2016). Factors affecting children’s judgement of culturally deviant acts: Findings from an international schools in Japan. Intercultural Education, 27, 179-187.
https://doi.org/10.1080/14675986.2016.1145025
久津木 文 (2016a). 英語を話すことはかっこいいのか?: 日本の幼児の国々に関する知識と外国語に対する態度. トークス = Theoretical and applied linguistics at Kobe Shoin, 19, 43-55.
http://doi.org/10.14946/00001826
久津木 文(2016b). 言語や表象の柔軟性は心の理論や実行機能と関連するのか. 発達研究: 発達科学研究教育センター紀要 , 30, 53-60.
久津木 文 (2017). 二言語の入力と語彙カテゴリの発達について. トークス = Theoretical and applied linguistics at Kobe Shoin, 20, 69-88.
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久津木 文・田中 佑美(2018). 小学生がもつ言語話者に対する期待: 国際学校での調査. トークス = Theoretical and applied linguistics at Kobe Shoin, 21, 95-103.
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