日本の子供たちが、英語を身につけて ミライに羽ばたくために。

2020.05.02

家庭学習のすすめ

家庭学習のすすめ

こんにちは。

ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所所長の大井です。

COVID-19の影響で社会活動がままならず、また不安を抱えておられるご家庭も多いことかと存じます。

このような状況の中で、当研究所のこれまでの活動の中から、みなさまのお子様の“育脳子育て”にとってお役に立つようなメッセージをお送りしたいと思います。

このまとまった期間を無駄にすることなく、ご自宅で親子で過ごされる時間を有効活用して親子で楽しく遊びながら、英語も身につけることができたら素晴らしいですよね。

 

『こどもバイリンガル』を目指す家庭環境づくりは、今がビックチャンスです。

これまでの研究結果から、親子の取り組みが学習にとってポジティブな効果を与えている可能性があるということが分かっています。

いくつか事例をご紹介しましょう。

 

■ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所からの「育脳バイリンガルメッセージ」その1

「テレビ映像の繰り返し視聴が乳幼児の動作模倣に与える効果」という海外の論文があります。

乳幼児でもテレビ映像を見て動作を模倣できることが明らかに

この研究結果では、生後12〜21カ月の子どもたちが対面でも映像でも同程度に学習できることがわかり、映像を見て学習することの難しさは、視聴の繰り返しによって克服できることを示唆しています。

また、親たちは子どもの名前を呼びながら話しかけて注意を映像に向けさせるよう勧められていたため、親の関わりも子どもの情報処理を手助けした可能性があります。

親のちょっとした関わりが、子どもの学習を促進させる可能性があるんですね。

 

■ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所からの「育脳バイリンガルメッセージ」その2

「乳幼児は、子ども向けDVD映像を繰り返し視聴することによって単語を学習することができるか?」という論文があります。

1歳半の乳幼児も映像を繰り返し見ることで単語を学習

この研究では以下のことが分かっています。

・生後17カ月以上の乳幼児は、映像で単語を学習することができた。
・繰り返し視聴することは、映像による単語学習を促進させた。
・映像による学習においては、社会的意味の存在が重要だった。

社会的意味の存在が重要であるというのは、幼少期ほどパパやママのウェイトが高いということです。
子どもの発達が健全で力強く生き生きとしたものになるためには、親のつくる家庭環境が重要なのですね。

 

他にも、親子の取り組みが学習効果を高めるという研究はたくさんあります。

お子さんと過ごす時間をあたたかく、楽しいものとするために、どうか英語学習を活用してみてください。

一日も早くこの事態が終息し、皆様が平穏な生活を取り戻せるよう心から祈念いたします。

 

ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所

所長 大井静雄

 

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