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2018.08.07

日本および諸外国におけるバイリンガリズムへの見解 – バイリンガルが育つ環境としての日本の実情と将来性

日本および諸外国におけるバイリンガリズムへの見解 – バイリンガルが育つ環境としての日本の実情と将来性

2018年3月”Journal of Kid’s Brain Science “

(2018.3.31 発行)

日本および諸外国におけるバイリンガリズムへの見解
−−バイリンガルが育つ環境としての日本の実情と将来性−−

ポール・ジェイコブス
ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(IBS)

Perspectives on Bilingualism in the World and and Japan:The Reality and Potential

Paul Jacobs
World Family Institute of Bilingual Science (IBS)

 

【要旨】

英語あるいはほかの第二言語を、それが日常使われていない環境や国で学ぶことは、大変難しいことであるが、本論文では、関連分野の研究を調べ、そのような環境でも子どもがバイリンガルになれることを示す。

子どもがどのようにしてバイリンガルになるかという研究は、ヨーロッパや北米の国で多く行われてきた。しかしながら、その国で日常使われている言語(例えば、英語圏における英語)を第二言語として学ぶ子どもたちに焦点を当てた研究のほうが多い。

著者は、バイリンガルとはどういうことかについての総合的理解に基づき、第二言語習得プロセスおよび言語学習と年齢の関係を考察しながら、さらに日本社会が克服しなければならない障害を理解することにより、英語が「第二言語」(日常使われている環境で学ぶ言語)ではなく「外国語」(日常使われていない環境で学ぶ言語)として使われる日本でバイリンガルになることが可能であると論じる。

 

[ABTRACT]
Learning English or any other second language while living in a country where it is the minority language is a very difficult task. However, this paper looks at the research in related fields to show that it is possible for children in these circumstances to succeed in becoming bilingual. There has been much research conducted on how children become bilingual in countries in Europe and North America; however, these focused more on children learning the majority language of the country as a second language. The author argues that becoming bilinguals in Japan, where English is not used as a second language but as a foreign language, is possible based on a holistic understanding of what it means to be bilingual, understanding the process of second language acquisition and age in learning language, and by understanding obstacles that need to be overcome in Japanese society.

論文全文は下記よりダウンロードください。

 

日本および諸外国におけるバイリンガリズムへの見解 −−バイリンガルが育つ環境としての日本の実情と将来性−−

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