日本の子供たちが、英語を身につけて ミライに羽ばたくために。

2023.05.19

「幼稚園でイマージョン教育」がうまくいくために必要なことは? 〜フェリシアこども短期大学 橋元 知子 准教授インタビュー(前編)〜

「幼稚園でイマージョン教育」がうまくいくために必要なことは? 〜フェリシアこども短期大学 橋元 知子 准教授インタビュー(前編)〜

子どもの英語教育に関心のある保護者であれば、幼稚園や保育所を探すときに「イマージョン幼稚園」、「イマージョン・プログラム」ということばを見かけたことがあるのではないでしょうか。

しかしながら、日本の未就学児を対象としたイマージョン教育(※1)についての研究は少なく、小学校でのイマージョン教育と比べると、その効果や課題があまり明らかになっていません。

そこで今回は、この分野について国際的な視点で研究されている橋元 知子 准教授(2023年1月取材時|フェリシアこども短期大学)にお話を伺いました。前編では、日本の幼稚園・保育所における英語教育の現状をテーマにご紹介します。

 

著者:佐藤有里

 

まとめ

●幼稚園でのイマージョン教育は、本来の定義に基づくと、幼児教育の指針で示されている5領域と「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を目指した保育・教育の中で英語が使われることだと考えられる。

●子どもの発達が第一、英語のインプットやアウトプットはその次、という保育者の意識が大切。先生や友だちと良い関係であることは、子どもが自分から「英語を話したい」と思う要因の一つである。

●保護者は、子どもの発達を第一に考えること、英語習得には個人差があること、過度な期待をしないことを忘れずに、子どもの様子を見守ることが大切。

●今後の保育者にとって重要なことは、外国語や異文化理解など、+αのスキルを身につけるために学び続けることであり、国際的に活躍できる保育者の養成も徐々に進んでいる。

 

【目次】

 

幼児教育における「英語を通した異文化理解」に注目

―橋元先生は、大学で保育者の養成に取り組みながら、幼稚園でのイマージョン教育について研究されています。どのような経緯で幼児教育に関心をもたれましたか?

幼児教育に関心を持ったのは、自分の子育て経験を通してです。第一子は肌が弱くてアレルギー体質だったので、食べものや洋服を選ぶときに気をつけなければいけないことがありました。乳幼児の健康や食について調べていくうちに、自分の知識をもっと深めたいと感じるようになり、保育士の資格を取ろうと思いました。

日本で幼児教育に関わる資格の一つである保育士資格には、「子どもの保健」、「子どもの食と栄養」、「保育の心理学」など、子どもを直接的に知る科目や、「保育原理」、「教育原理」、「社会的養護」など、広く子どものことについて学べる科目があります。また、生理的微笑(新生児~生後2カ月)、モロー反応(新生児~生後3、4カ月)など、子育て中に経験する、子どもについての現象の意味や理由を知ることもできます。保育士資格の勉強をすればするほどいろいろと楽しくなってきて、ますます幼児教育に興味を持ちました。

 

―保育士を目指されたことがきっかけだったのですね。そこからどのように研究の道に進んだのでしょうか?

資格を取り、イングリッシュ・プリスクールで保育士として働くなかで、保護者や特別な配慮を要するお子さんの対応など、試験の勉強では学べないような、現場でのリアルな課題を経験しました。

そのときに「保育者としてどのように対応するべきか」という、幼児教育の根本的なところに興味を持つようになりました。そして、幼児教育者の養成について興味を持ち始め、もっと調べたいと考えていたところ、保育者養成校であるフェリシアこども短期大学で学生たちに英語を教える話をいただき、研究者の道へ進みました。

研究のために本学の附属幼稚園に設置されているイマージョンクラスに足を運ぶこともあり、現場の課題を肌で感じ、子どもたちと触れ合うことも大切にしています。

 

―幼児教育について研究するなかで、英語教育に注目されたのはなぜでしょうか?

私自身、国際公用語である英語を知ることで、いろいろな学びや経験を得られたと感じているからです。

英語を通して、さまざまな国の方とコミュニケーションを取ることができ、また、英語を用いて情報を得たり発信したりすることができました。

これは研究者としても感じることですが、英語で入手できる情報は、日本語で入手できる情報に比べて圧倒的に多いです。また、英語で発信したときは、日本語で発信したときよりもいろいろな国からフィードバックが返ってきます。近年はAIの発達が著しく、英語はAIに任せれば良い、という風潮もあるように思います。しかし、AIが生成した文言は本当に自分が言いたいことなのかを見極められる人材になることは非常に大切です。そうでないと、自分の意と反した情報が世界中に発信されかねません。

ですから、今後いくらAIが発達したとしても、やはり英語は使えたほうがいいのではないかと感じています。

また、私自身はほかの国の方や文化と触れ合うことで、自分の文化を客観的に見られるようになり、両者の素晴らしさに気づくこともできました。言うまでもなく、自分の文化は自らの一部でもあります。私にとって、英語を知ることは、結果的に自己肯定感が上がることに寄与した気がします。

このように英語を通して見えてくる世界を学生たちにも経験してほしい、学生たちが将来的に保育・教育する子どもたちにも伝えてほしい、という思いで、英語教育の研究をしています。

ただ、私の場合は、たまたま英語がその手段だったのですが、もちろん世界にはさまざまな言語があり、ほかの言語を学習していたとしても、国際公用語である英語ほどではないかもしれませんが、似たような効果が得られた可能性はあったのかもしれません。

 

ー幼児期の子どもたちは、英語に触れることでどのように世界が広がるでしょうか?

英語を通して異文化理解力が高まり、異文化理解が自己理解につながると思います。また、自己効力感(※2)や自己肯定感を高める可能性についても、とても興味があります。

例えば、私たちはみんな当たり前のようにお箸を使いますが、その理由はあまり考えませんよね。子どもたちもそうだと思います。でも、実はほかの文化では使わないところもある、ということを知れば、「あ、ぼくはお箸を使って食べているな」ということに気づきますよね。

異文化を知ることによって、「私もこんな素晴らしい文化を持っているんだ」と気づくこともあるのではないでしょうか。そして、そういう気づきから、自分に誇りを持てるようになったり、自己肯定感が上がったりするのではないかと考えています。

英語教育には、どうすれば良い教育ができるのか、どうすれば国際社会に対応できるような子どもを育てることができるのかなど、いろいろな課題がありますが、幼児期での英語教育において特に重要なことは、他者とコミュニケーションが取れるようになり、いろいろな文化について知ることだと思います。

 

英語教育を実施する幼稚園・保育所は増えている

―英語教育をしている幼稚園や保育所は、増えているのでしょうか?

そうですね。例えば、ベネッセ教育総合研究所(2019)の調査では、私立の幼稚園や認定こども園のうち6割強が通常保育時間内で英語活動を実施していることがわかっています。

そして、OECD(2020)の調査によると、日本の未就学児(就学前教育を受けている子ども)10人のうち7人は私立に通っているので、けっこうな割合の子どもたちが幼児期に何らかの形で英語教育を受けているのではないかと思います。

また、英語活動を実施している園のうち5割は、3歳から実施しています(ベネッセ教育総合研究, 2019)。

 

―幼稚園などで英語に触れる子どもたちは増えているのですね。そのような状況は、私立の幼稚園や認定子ども園に限らないでしょうか?

そうですね。そうとは限らないようです。2012年と2018年に同じ調査を行って経年比較をした調査(ベネッセ教育総合研究所, 2019)によると、国公立幼稚園、私立幼稚園、公営保育所、私営保育所のすべてで、通常保育時間内に英語活動を実施している園の割合が増えています。公営認定こども園や私営認定こども園に関しては、2012年に調査が行われていないので経年比較はできませんが、2018年は4〜6割という高い割合で英語活動を実施していました。

グラフ|通常の保育時間に英語の活動をしている園の数の比較(2012年と2018年)

 

―この状況には、どのような背景があるでしょうか?

小学校英語教育は、2020年度に「外国語活動」が小学5年生から3年生に引き下げられ、5年生と6年生は「外国語科」として正式な教科になりました。

おそらく英語教育の低年齢化も一因となり、幼児教育・保育において英語を実施する園が増えているのではないかと思います。

保護者からの園に対する要望のうち、知的教育を増やしてほしい、保育終了後のおけいこごとをやってほしい、という要望の割合が年々増えている(ベネッセ教育総合研究所, 2019)ことも影響しているかもしれません。

今後も英語教育を実施する幼稚園や保育所は増えていくのではないでしょうか。

 

日本の幼稚園イマージョン教育は、実態があまり把握されていない

―では、日本の幼稚園や保育所で行われているイマージョン教育について伺いたいです。具体的に、どのようなことが行われているのでしょうか?

イマージョン教育とは、外国語を手段(ツール)として教科(算数、社会など)を学ぶ教育です(Lyster & Genesee, 2019)。

でも日本では、幼児教育の基本的方針を定めた幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領で教科に関する言及はありません。

これは、日本では、幼少期は生活や遊びを通して学ぶ時期とされているからでしょう。

ですから、幼稚園でのイマージョン教育は、幼稚園で過ごすときに子どもたちを外国語にimmerseする(浸す)ことを指していると思います。

2018年4月施行の幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領では、健康、人間関係、環境、言葉、表現の5領域において、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿、が示されています。

その姿になるように保育・教育するなかで英語に浸すのだと思います。

表|幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿

 

―そのようなイマージョン教育の事例は、全国でどれくらいありますか?

イマージョン教育を実施している園の定義が難しいので、正確な事例数は発表されていないと思います。また、日本では「英語」が主流ですが、実際にはどんな言語でもイマージョン教育の対象となりえます。日本国内でも、韓国語イマージョン教育を実践している園はありますし、「イマージョン教育=英語」ではありません。

先ほどお話しした定義で調べると、そのような実態の幼稚園はけっこうあるのですが、インターナショナル・プリスクールなど、「イマージョン教育」を謳っていない園も多いです。一方で、「イマージョン教育」を謳っていても、実は英語に触れる活動が週に2回しかない園もあるなど、目標言語(身につけようとしている言語)に浸す割合や時間もさまざまです。

また、国から認可された園でなくても、幼児教育の指針で定められている5領域を外国語で扱っているのであれば、イマージョン教育と言えるのかもしれません。

 

―幼稚園でのイマージョン教育をどのように定義するかによって、数え方が変わってしまいますね。

そうですね。定義を決めて事例数を調べようとしても、細かく実態を把握しなければいけません。

今後も国がそのような調査に資源を費やす確率は低いのではないでしょうか。よって、おそらく今後も正確な事例数は出てこないのではないかと考えていますが、増えてきているとは思います。

小学校で英語が教科化されたほか、中学入試で英語を受験科目として選択できる学校が増えてきました。首都圏模試センターの調査(首都圏模試センター, 2022)によると、受験科目で英語を選択できる首都圏の中学校は、2022年で146校です。

しかも、試験問題はかなり難易度が高いことが多いので、子どもの英語教育を「早くから始めよう」という考えになる保護者も多いかと思います。

 

中国は、国を挙げてイマージョン教育を推進

―海外では、どのような状況でしょうか?

例えば中国は、国を挙げて大々的に幼児期からのイマージョン教育を推進していて、成果も出ているようです。

2001年に小学3年生からの英語教育を必修化していますが、当初から教員教育や教材開発に大きな投資をして積極的に取り組み、イマージョン教育を取り入れている幼稚園もあります。

いまはALT(外国語指導助手)のような人材がいなくても、中国で子どものころから英語教育を受けた世代の人たちが教員になって現場で教えている、という好循環が生まれているようです。

さらに、首都だけではなく農村部でもイマージョン教育が行き渡っているという調査結果(新保, 2017)もあります。

 

―イマージョン教育の実態があまり把握されていない日本とは、大きく異なりますね。

そうですね。中国、アメリカ、カナダで提携して、政府や幼児教育者、研究者が中国版イマージョン教育を開発しています。イマージョン教育を推進するうえで、経済的・学力的な格差が開かないようにすることなどは課題の一つですが、日本も隣国の一つとして危機感をもち、何らかの対策をしていかないと、国際競争力が今後ますます低下していくかもしれません。

このような背景もあって、本学の附属幼稚園ではイマージョンクラスを設置しました。また、同時期に、国際的に活躍できる保育者を育てることを目指し、本学で「国際こども教育コース」と専攻科を立ち上げました。

 

―日本では、幼少期は生活や遊びを通して学ぶ時期だと考えられている、とのことでした。幼児教育に対する方針は、日本と海外でどのような違いがありますか?

幼児教育に対する国の方針は、それぞれ異なります。

例えば、中国が国を挙げて幼児を対象としたイマージョン教育を推進しているお話をしましたが、それを強く後押ししているのは、「幼児期から英語を学んでほしい」という保護者の要望だと言われています。

一方、日本の幼児教育の指針となっている幼稚園教育要領や保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領を見ると、「幼少期は生活や遊びを通して学ぶ時期」という考えが強いです。一つの考え方として、個人的にこれは良いことだと思います。

ただ、例えばOECD(2020)が行った調査で国際比較をしてみると、日本の幼児教育者は、読み書きや数的スキル、ICT、科学的概念などを教える実践をあまりしていない、という結果が出ています。これは、国立教育政策研究所がこの結果をもとに分析した報告書(堀越, 2020)でも指摘されています。

グローバル人材の育成を考える際、日本の幼児教育は、今後はこのような実践もある程度意識していく必要があるのかもしれません。

 

―英語に関わらず、幼児期に何か「教育」をすることに抵抗感のある先生や保護者はいるかもしれませんね。

日本の幼稚園は、幼児期に習いごとの要素が強いものをあまり導入したがらない傾向がありますね。

幼稚園と同じ考え方の保護者も多いですが、先ほどご紹介したベネッセ教育総合研究所(2019)の調査結果を見ると、保護者の要望も徐々に変わってきているようです。前に述べたように、海外の幼児教育は、日本の幼児教育にはあまりない要素も取り込んでいるので、日本と海外の考え方をうまく融合していけたら良いですね。

また、幼児期からの英語教育は、「本当に効果があるのか」という議論になりやすいと思います。でも、小さいころからサッカーや水泳を始めることに対しては、そのような議論はあまりなされません。

もちろん、何かを導入する前に効果があるかどうかを検証することは重要です。ただ、国際的にも早期英語教育の流れがあるなか、ちょっと視点を変えて、「どうしたらうまくいくのか」ということを調べる研究があってもいいのではないかと思います。

個人差があるため、すべての子どもにとって正しい英語教育というものはないと思いますが、そのような問題意識から、子どもの英語での発話を促す要因を調べる研究もしています(橋元 & 中村, 2021)。

 

(※1)イマージョン教育は、バイリンガル教育の一つの形態。学校の教科を二つの言語(母語ともう一つの言語)で指導し、両方の言語を読み書きレベルまで育て、さらに二つの社会文化を受容できることを目的とする。どの授業をどちらの言語で教えるか、それぞれの言語使用をどれくらいの割合にするかは、各学校のプログラムや学年によって異なるが、幼稚園(5歳)から高校卒業までの間(少なくとも5年間)、全学年で授業プログラムの50%以上を外国語や第二言語で指導することがイマージョン教育の特徴とされる(Center for Applied Linguistics, n.d.)。

(※2)ある課題に対して「自分はできる」と信じられること(西田ほか, 2019)。    

(後編に続きます)

 

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【取材協力】

橋元 知子 准教授(フェリシアこども短期大学 国際こども教育学科/専攻科)

橋元 知子 准教授のお写真

専門は、第二言語習得論、英語教育学。主な研究テーマは、動機づけを含む心理的要因、協同学習について。幼児から大人まで幅広い年齢層の学習者を対象に研究し、主体的に学習に取り組み、一生涯学び続けたいと思えるような環境を整備するにはどうしたら良いのかについて探求している。

自学で保育士資格を取得。東京学芸大学 大学院教育学研究科 学校教育専攻にて修士号、明治大学 大学院 国際日本学研究科にて修士号、博士号を取得。鶴川女子短期大学 幼児教育学科 非常勤講師・常勤専任講師/教員免許状更新講習 講師、岡山の幼稚園における英語学習コンサルティング・教員研修講師、町田市教育委員会主催 小学校英語教育 教員研修講師、こども教育宝仙大学 こども教育学部 助教(非常勤)、町田市教育委員会主催 中学校英語教育 プロジェクトメンバーなどを経て、2022年度より現職。また現在、早稲田大学 文学学術院 非常勤講師も務め(2017年〜)、新宿区児童館・こども園・小学校での絵本読み聞かせ活動にも取り組む(2011年〜)。*

 

*2023年1月取材時点。

 

■関連記事

乳幼児期の二言語発達~Mirta Vernice教授 インタビュー(前編)~

なぜ小学1年生が英語を使って算数を学べるのか?〜豊橋市立八町小学校のイマージョン授業づくりから考える(前編)〜

 

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