日本の子供たちが、英語を身につけて ミライに羽ばたくために。

2022.02.04

日本とアメリカの小学生がオンラインで交流し、SDGsの課題解決に取り組みました

日本とアメリカの小学生がオンラインで交流し、SDGsの課題解決に取り組みました

ワールド・ファミリー バイリンガルサイエンス研究所は、日本とアメリカの小学生を対象とした国際交流のプログラムを開催しました。

コロナのせいで実際に対面で交流することが難しいなか、オンラインを使って交流することで日米の小学生がお互いの言語と文化を理解し、第二言語習得のモチベーションを高める機会を提供することが目的です。

2021年12月に開催された本プログラムには、日米の小学生36名が参加。

林(高倉)あさこ先生(カリフォルニア大学ロサンゼルス校講師)のご協力のもと、アメリカの日本語イマージョン学校に通う小学生(高学年)とインターネットを通じて交流し、SDGsの課題解決に取り組みました。

 

日米国際交流プログラムの流れについて

最初の1週間はPadletというツールを使って、日米の小学生がオンライン上で自己紹介を行いました。参加した小学生は、普段食べている朝ごはんの内容や好きなアニメやスポーツなどについて動画を制作し、オンライン上で限定公開しました。一つ一つの動画に、いいね!やコメントをつけて双方向のコミュニケーションを楽しむことができました。

 

こちらはプログラムに参加したKiichiくんの自己紹介動画です。好きなスポーツや普段食べている朝ごはんの献立について英語で紹介してくれました。

 

こちらはAyumiさんの自己紹介動画です。Ayumiさんの所属する駅伝チームが新聞で取り上げられたことや朝ごはんの献立について、英語で紹介してくました。

 

 

次の週にはZOOMでリアルタイムに交流しました。ZOOMのブレイクアウト機能を活用して、グループに分かれた後に「からだにいいこと」についてディスカッションをしました。グループにはファシリテーターの方がついてみんながスムーズに交流できるように、サポートをしました。

オンラインでもリアルタイムで会うことができたから、みんなとっても嬉しそうでした!

日米の小学生がZOOMで「からだにいいこと」についてディスカッション

 

次の週にはディスカッションした内容をベースに、「からだにいいこと」に関するプレゼンテーションをみんなが作ってくれました。準備する期間が短いにも関わらず、みんな頑張ってプレゼンテーションを作成することができました。プレゼンテーション資料をPadlet上で共有し、コメントをつけあったりしました。

日本のMiuさんは、“Eat Well To Build A Strong Immunity”といタイトルで英語のアニメーションを作ってくれました!とても分かりやすい内容です。

 

こちらはRintarouくんの英語によるプレゼンテーション動画です。タイトルは“About healthy food”です。紙芝居がとても上手です。

 

日本の参加者の声

プログラム終了後に日本の小学生と保護者を対象にアンケートを取りました。

まずは子供たちの声をお届けします。

“日本語で考えた内容を英語に直すのは全部自分でするのは難しいと思った。でもできたことはよかったし楽しかった。”

“グループでトピックを決める時、自分にはない発想を出した子がいて、あぁそれもあるのかぁと思った。”

“実際に顔を見て英語(日本語)で会話するのが緊張したけどコミュニケーションがとれて良かったです。”

“zoomで、僕の顔が映った時、名前を覚えてくれてたことが嬉しかったです。身体に良い物を色々と考えておきました。”

“オンライン交流をもっとやりたいです!”

 

保護者の方からは、このプログラムを通じてお子さんの成長を感じたというご意見をたくさんいただきました。

“自分の考えをまとめ、それを日本語で草案を作って英語にしてみようという姿勢。SHOW and TELLのようなことができ、とても勉強になったと思います。”

“zoomでの交流の際、自分から発言したり、みんなはどう思うと投げかけたり、グループを引っ張っていこうという姿が見られ、成長したと思いました。また、英語で分かりやすく伝えることためにどうしたら良いか自分で考え、参加している姿をみてとても感心しました。この様な機会を作ってくださり、ありがとうございました。 また、ぜひ参加したいと思いました。”

“使いこなせる程の英語力がない中でも、どうしたら相手に伝わりやすいのかを子ども自身が考えながら行い工夫するという姿が見られ、コミュニケーションをしっかり取ろうとする姿勢を感じられた。”

“自分で調べて資料を作れた事は驚きだった。同じ年齢層なので、自分からコメントを書く積極性も養われた。”

“英語の授業はスラスラできるが、自分のことや何かについて英語で説明するとなったとたん、アウトプットに慣れていないからか、全然英語が出てこなくなったけど、英語で話す伝えようとする意欲が上がりました。 大変貴重な体験をさせていただきありがとうございました!”

 

当研究所はこのオンライン交流活動を引き続き実施していく予定です。コロナ禍がおさまったら、対面で会うことができる場を提供したいと考えています。

 

PAGE TOP